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睡眠時無呼吸の治療法ガイドラインが

改訂ガイドラインが睡眠時無呼吸に対する口腔内装具の使用にも言及
提供:Medscape

AASMがCPAPを拒否するまたは改善しない患者のいびきおよび軽症から中等症の閉塞型睡眠時無呼吸に対する第一選択療法として口腔内装具を推奨


【2月2日】米国睡眠医学会(American Academy of Sleep Medicine;AASM)の専門調査委員会が閉塞型睡眠時無呼吸(OSA)に対する口腔内装具(OA)の使用に関する1995年ガイドラインを改訂した。学術文献の広範な所見の付随論評に基づくこの新たな診療指針は、『Sleep』2月1日号に掲載されている。


「OSAは重篤な生命を脅かす疾患であるが、多くの患者にとって、その影響を軽減することは夜に口腔内装具を使用するだけで有効である」と、歯科睡眠医学会(ADSM)会長であるKent Moore, MD, DDSはニュースリリースで述べた。「スポーツマウスガードに類似したこの口腔内装具によって、最小限の不快感や睡眠分断で、軽症から中等症のOSAが治療できる可能性がある」。


OSAは、気道が繰り返し閉塞することによって起こり、米国では約1800万人が罹患している。症状として、いびき、気道閉塞、睡眠分断が挙げられ、さらに重症の合併症として、昼間の過度の眠気;高血圧のリスク増加;脳卒中、冠動脈疾患、うっ血性心不全、心房細動、心筋梗塞、死亡の発生率上昇が挙げられる。また、OSAは労働災害、自動車衝突事故、QOL(生活の質)の低下の一因となる可能性もある。


ガイドラインの新勧告は次のとおりである:持続気道陽圧(CPAP)療法よりもOA使用のほうを好む軽症から中等症のOSA患者、CPAP 療法の適応とならないまたはCPAP 療法が有効でない軽症から中等症のOSA患者にOAを用いる。

「口腔内装具は、他のOSA治療を試みて失敗した患者または治療コンプライアンスが悪い患者に有用である可能性がある」と、AASM会長であるLawrence Epstein, MDは述べている。


重症のOSA患者に対しては、OAの有効性を示唆する質の高い証拠が得られるまで、なるべくCPAPを用い、OAは次に検討する。

「口腔内装具は、総合的な口腔ケア、顎関節、咬合、関連口腔構造について教育を受けた経験豊富な有資格の歯科職員が装着すべきである」と、スタンフォード大学Center of Excellence for Sleep Disorders(カリフォルニア州)Clete A. Kushida, MD, PhDおよび共同研究者らは記している。


「ポリソムノグラフィーによる追跡調査または外来心臓呼吸器系(3型)睡眠試験は、有効性を確認するために必要であり、またOSAの症状が悪化または再発したときに必要であると考えられる」。

また、ガイドラインは、コンプライアンスの監視、装置の劣化または調整不良の評価、口腔の健康および正しい咬合の確認のために、OA治療を受けるOSA患者を定期的に診察するよう歯科専門医に勧めている。また、OSAが悪化しているかどうかを確認するために、定期的に診察をする必要もある。

小児に対するOA使用に関する文献はそれほどないので、ガイドラインに記載された具体的な勧告は、青年および成人向けである。著者はさらに、ガイドラインには適切な治療法がすべて含まれ他の治療法は含まれないと考えないよう、また最終的な判断は医師が下すよう注意している。


OA治療を開始する前に、臨床徴候、症状、ポリソムノグラフィー所見を含む詳細な診断基準を用いて、OSAを診断し、睡眠関連呼吸障害の重症度を確定すべきである。

頭蓋計測法による評価は必ずしも必要ではないが、必要であれば実施すべきである。

OSAのない原発性いびき患者の治療目標は、いびきを主観的に容認できるレベルまで軽減させることである。OSA患者の治療目標は、OSAの臨床徴候・症状の消失、無呼吸低呼吸指数およびオキシヘモグロビン飽和度の正常化などである。


減量や睡眠時体位の変化などの行動療法が適応とならないまたは無効である原発性いびき患者はOAの適応となる。軽症から中等症のOSA患者では、OAはCPAP療法ほど有効ではない。しかし、CPAP療法よりもOAのほうを好む、CPAP 療法に反応しない、CPAP 療法の適応とならない、CPAP 療法や行動療法に失敗した軽症から中等症のOSA患者はOAの適応となる。


OA治療成功の予測因子は、体位性OSAおよび肥満指数(BMI)低値である。しかし、OAが有効かどうかを確かめるために継続的に検査をする必要がある。


重症のOSA患者に対しては、有効性のより高い経鼻的CPAP療法を最初に行うのが妥当である。また、特定の患者では、OAを使用する前に、扁桃摘出術およびアデノイド切除術をはじめとする上気道の手術、頭蓋顔面の手術、気管切開術の適応となるかもしれない。



睡眠試験による追跡調査は、原発性いびき患者に対しては実施する必要はないが、OSA患者に対してはOAの最終調整後に実施すべきである。また、後者については、歯科専門医が最初の1年間の間は6カ月毎に、その後は年1回以上追跡調査を実施すべきである。OSAの徴候・症状が悪化または再発した場合には、睡眠試験を繰り返し実施する。


今後の研究の優先課題は、OA療法の受容・成功し、コンプライアンスの良好な患者群の特定;OSAに対するOA療法のエンドポイントの確認;費用便益分析である。


「費用効果分析によってOA療法を他の治療法と比較できるように、短期および長期費用(必要とされる追跡調査費およびOA療法の間接費を含めて)に的を絞った経済評価を行う必要がある」と、著者らは結論付けている。「ある患者群にどのようなデザインのOAがよいのかを明らかにする研究も必要である。その結果、OAの選択はさらに正確なデータに基づいて決定できる」。

著者らは資金に関する情報を明らかにしていない。

Sleep. 2006;29:240-243



Medscape Medical News 2006. (C) 2006 Medscape
TITLE:m3.com :
DATE:2006/02/08 19:05
URL:http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=SPECIALTY&categoryId=580&articleLang=ja&articleId=27986

意外に多いかも?睡眠時無呼吸

男性13%は無呼吸症候群 3分の2に睡眠障害 京大助教授調査の推定値

記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2006年2月7日】

 成人男性の3分の2は睡眠中に呼吸停止を繰り返して熟睡できない睡眠呼吸障害(SDB)で、日中も過度の眠気で生活や仕事に支障をきたす睡眠時無呼吸症候群(SAS)は13%という推定値を角谷寛(かどたに・ひろし)京都大助教授(睡眠科学)らが6日までにまとめた。

 

大阪府の会社の男性社員約180人を対象にした調査に基づき推計。勤務時間や仕事内容は比較的規則的で、結果は一般化できるという。

 

過去の調査に比べ、SDBは3倍近く、SASは3-4倍。角谷助教授は「国内で数百万人の男性がSASになっている恐れがある。交通事故を起こす可能性が高いとの報告もあり、対策が必要だ」と話している。

 

角谷助教授らは、1人当たり1週間かけて問診をしたり睡眠の様子を調査。1時間の睡眠中に10秒以上呼吸が停止したり低呼吸だった回数を調べると、5回未満の正常者は33%だけだった。

 

SDBの軽症(5-14回)が39%、中等症(15-29回)が19%、重症(30回以上)が9%。重症者の約8割は肥満で、約9割は頻繁にいびきをかいた。病欠も正常者の約4倍と多かった。

 

SASはSDBに加え、日中に過度の眠気がある睡眠障害の一種で、全体の13%に上った。肥満などの場合に気道が細くなり、SASのリスクが高まるとされる。

 角谷助教授によると、これまではSDBは成人男性の24%、SASは3-4%とされていた。


TITLE:m3.com :
DATE:2006/02/08 19:06
URL:http://www.m3.com/news/news.jsp?articleLang=ja&articleId=27969&categoryId=&sourceType=GENERAL

子供の睡眠習慣と頭痛の関連

子供の睡眠障害と頭痛には関連あり

提供:WebMD

研究によると、慢性頭痛の小児の3分の2に睡眠障害がある

Miranda Hitti


【1月26日】小児およびティーンエージャーにとって、多くの場合、睡眠障害は頭痛と密接に関係していることを、新しい研究は示している。


メーヨークリニック(ミネソタ州ロチェスター)の医師らは、6-17歳の小児200例を対象に研究を行った。半数の小児には慢性頭痛(3カ月以上にわたり月に15日以上、頭痛あり)があった。その他の小児には時折起こる頭痛があった。

慢性頭痛を有する小児の約3分の2に睡眠障害があった。頭痛が時折起こる小児の場合はそれより少なく、5分の1であった。


この知見は、第24回幼小児期睡眠障害年次会議において発表予定である。会議は今週、カリフォルニア州のランチョミラージュで開催されている。

研究者の中には、神経内科レジデントLenora Lehwald, MDと小児神経内科Kenneth Mack, MD, PhDが含まれた。


睡眠と慢性頭痛

Mack博士とLehwald博士はニュースリリースで研究についてコメントした。

「これまで頭痛もちの子供は睡眠不足で、睡眠が足りないために疲労しているのをよく見て来た」とMack博士は述べている。

「十分な睡眠をとっていない時に頭痛が多くなることは知られていたが、毎日起こる慢性頭痛がどの程度睡眠障害によって惹起されるかは知られていなかった」と同博士は続けている。


本研究において、慢性頭痛の患者は、夜間や早朝に頻繁に覚醒すると言う頻度が高かった。頭痛が時折起こる患者では、いびきおよび下肢静止不能症候群(RLS,いわゆるむずむず症候群)の報告頻度が高かった。


睡眠障害と頭痛は「相互に助長し合って」、それぞれの疾患を悪化させている可能性がある、とMack博士は述べている。「それらが共通の原因をもっている可能性、または一方が他方の早期徴候である可能性が考えられる」。


小児の睡眠の質を高める

ニュースリリースにおいてLehwald博士は、小児やティーンエージャーがより良い睡眠をとるためのアドバイスを行った。

「寝室を、落ち着きリラックスできるような種類の活動にのみ使用すべきである」と、Lehwald博士は述べている。「テレビやテレビゲームのように刺激的で、興味をかきたてやりたい気持ちにさせ活動的にするものは、寝室に置くべきではない」。


「同じく、小児が寝る前の1時間に、気持ちを落ち着け、眠る準備をするための日課をもつことも重要である」とLehwald博士は述べている。「読書など、眠気を誘う活動を選ぶべきである」。

「良い睡眠習慣のようなことがらについて患者および家族に教えることは、睡眠の質そして長期的には頭痛を改善する助けになるであろう」と、Lehwald博士は述べている。


Annenberg Center for Health Sciences 24th Annual Conference on Sleep Disorders in Infancy and Childhood, Rancho Mirage, Calif., Jan. 26-28, 2006. News release, Mayo Clinic.

十分な睡眠をとれば体重増加の抑制に有効な可能性

睡眠遮断はホルモンを変換させ食欲を増進させることが短期ランダム化研究により示唆

提供:Medscape


Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News

Reviewed by Gary D. Vogin, MD



【12月7日】睡眠遮断はホルモンを変化させるとともに食欲を増進させるという短期ランダム化研究の結果が『Annals of Internal Medicine』12月7日号に発表された。論説執筆者は十分な睡眠を取ることは体重増加の抑制に有効である可能性があると示唆している


「げっ歯類やヒトにおける全断眠は過食症を伴うと考えられてきた」とシカゴ大学(イリノイ州)のKarine Spiegel, PhDらは述べている。「この40年間に、米国では自己報告される睡眠時間が2時間ほど短くなった」。


この2期間の2状態クロスオーバー臨床研究では、健康な男性12例を被験者として、エネルギー摂取量と身体活動量を管理した状況において、2日間の睡眠制限(1晩4時間)と2日間の睡眠延長に被験者をランダムに割り付けた。被験者の平均年齢は22±2歳、平均肥満指数(BMI)は23.6±2.0 kg/m2であった。評価項目は日中における血漿中レプチン濃度およびグレリン濃度の推移ならびに空腹感と食欲の自覚的評点であった。


睡眠制限中に、食欲抑制ホルモンのレプチンには18%の減少(P=0.04)、食欲増進因子のグレリンには28%の増大(P<0.40)、空腹感には24%の増大(P<0.01)、食欲には23%の増大(P=0.01)が認められた。特に炭水化物含有量の多い高エネルギー密度食に対する食欲が増大した。(増大幅33-45%、P=0.02)。

研究の限界としては、標本サイズが小さいこと、一般化可能性がないこと、エネルギー消費量を測定していないことが挙げられる。


健康な若年青年における短時間睡眠はレプチン濃度の低下、グレリン濃度の上昇、ならびに空腹感と食欲の増大を伴う」と同著者らは記している。「さらに研究を行い、これまで認識されなかった肥満のリスク因子として、慢性的睡眠短縮が果たしている役割を検討する必要がある」


この研究は、米国立保健研究所(NIH)、シカゴ大学、欧州睡眠研究学会、ベルギー医学研究基金の援助を受けている。また、同著者らは金銭的利害の対立の可能性はないと報告している。


付随論説において、ベス・イスラエル・ディーコネス医療センター(マサチューセッツ州、ボストン)のJeffrey S. Flier, MDおよびJoel K. Elmquist, DVM, PhDは、睡眠促進介入が食欲と体重に及ぼす効果を評価するために対照比較研究を計画するべきだと考えている。一方、同研究においてホルモン濃度と空腹感と食事摂取量との因果関係は証明されていないと同論説執筆者らは記している。コルチゾール、オレキシンなどの他の因子が睡眠および体重調節に影響を及ぼしている可能性がある。


「同知見に再現可能性および一般化可能性があることが証明され、睡眠短縮によるレプチンおよびグレリンというホルモンの変化が時間とともに食事摂取量を変化させるのであれば、われわれの社会で一般的な体重増加と肥満に寄与する環境因子に睡眠時間の長さを追加することができる」と同著者らは記している。「より良い夜間睡眠と運動量の増加の両者を行うように推奨することはエネルギー消費とエネルギーバランスという観点からは一見矛盾するようにみえるが、これらの簡単な目標は肥満との戦いに対する今後のアプローチの一環となるであろう」。


Ann Intern Med. 2004;141:846-850, 885-886

Medscape Medical News 2005. (C) 2005 Medscape

インプラントがいびきをかく人の睡眠に有効

新しい治療法は睡眠時無呼吸症患者にも有効

提供:WebMD

Salynn Boyles
WebMD Medical News

Reviewed by Michael Smith, MD


【9月22日】いびきと睡眠時無呼吸症の新しい治療法で、ついに患者の切望する熟睡が得られるかもしれない。

睡眠時無呼吸症といびきにはさまざまな効果的な治療法があるが、不快感や、痛みを伴う手術が必要なために患者に好まれないことが多い。


2件の試験において、Pillar Palatal Implantが睡眠時無呼吸といびきに有効であることが示され、FDAはこの二つの適応で認可した。この知見は9月末開催される米国耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会年次集会(ロサンゼルス)で発表される。

「この治療法はさまざまな治療法の中でも、かなり有望な治療法である」と睡眠医学専門家であるCraig Schwimmer, MD(ダラス)は述べる。Schwimmer博士はこれらの試験に参加しなかった。

「このインプラントの最も魅力的な点は、標準的手術と同等の効果のある治療であるということだ」とSchwimmer博士はWebMDに語る。

標準的手術は、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)といわれ、咽喉および軟口蓋の後方にある過剰な組織の除去を行なうものである。手術を受ける患者は、術後数週間の痛みを伴い、また必ず改善するとは限らない。

「この手術は、患者にとって気軽に受けたくなるような手術ではない」とSchwimmer博士は述べる。


新しい睡眠時無呼吸症の治療

睡眠時無呼吸症と強く持続的ないびきは、どちらも最も一般的な睡眠問題である。睡眠時無呼吸症を未治療のまま放置すれば、心疾患、高血圧、脳卒中といった重大な健康の問題に至る可能性がある。睡眠時無呼吸症の人はいびきをかくことが多いが、いびきをかく人すべてが睡眠時無呼吸症であるわけではない。

いびき・睡眠時無呼吸は、部分的な気道虚脱により引き起こされ、軟口蓋の筋肉の衰弱が原因であることが多い。軟口蓋の運動、すなわち「軟口蓋粗動」が振動を引き起こし、その結果いびきが起こる。

新しい治療法は、軟口蓋を硬化させるよう設計されたインプラントにより、その運動や振動を減らすというものである。それぞれ4分の3インチ(約1.9cm)の長さの3ピースの網目状のポリエステルの糸を、専用のニードルを用いて硬口蓋と接するポイント付近の軟口蓋に挿入する。

植込みは外科手術ではあるものの、所要時間は約10分であり、局所麻酔下に外来でも実施できる。

「睡眠時無呼吸症の人は、日中に呼吸の問題がない」とロヨラ大学医療センター耳鼻咽喉科助教授であるRegina P. Walker, MDはWebMDに語る。

こういった人は座位または立位では気道の流れが非常に良好であるが、横になると気道が狭くなる。この手技で、患者が臥床したときに低下する筋緊張を元に戻そうというわけである。ストローを吸うときに、ストローが硬ければ硬いほどつぶれにくいのと同じ理屈である」。

患者とパートナーの目に見える改善

Walker博士らは、睡眠時無呼吸症の試験において、国内5施設で軟口蓋インプラント治療を受けた患者53例を追跡した。植込み3カ月後の評価時に、患者と寝室を共にするパートナーのほぼ4分の3が睡眠時無呼吸がなくなったと報告した。

患者および患者と寝室を共にする人の約75%は、友人や家族にこの処置を薦めると述べた。

「インプラントの有効性は他の外科的療法と同等であるが、疼痛が非常に少なく、回復期間が短かった」とWalker博士は述べる。「患者の立場からすれば、このインプラントは簡単であった」。

第2の試験は、毎晩大きないびきをかくが、睡眠時無呼吸症ではない患者25例を対象とした。すべての患者がLahey診療所(マサチューセッツ州、バーリントン)で治療を受けた。

インプラント植込みの3カ月後、患者の75%および患者と寝室を共にする人の90%がこの処置を薦めると答えた。手術後にいびきの大きさが有意に低下したことが別箇の調査でもわかった。

研究者であるJohn Romanow, MD, FACSは、このインプラントが保険の支払対象となることはまれであるとしても、患者の多くが$1,500-$2,500の自己負担をしても十分値すると考えているとWebMDに語る。

両試験は、この軟口蓋インプラントの製造元であるRestore Medical社(ミネソタ州、セントポール)の資金提供を受けた。

適切な対象者

すべての睡眠時無呼吸症およびいびきの患者が軟口蓋インプラントの適切な対象になるとは限らない。外科的療法は極度の肥満患者ではあまり有効でないし、インプラントは非常に扁桃腺が大きい人には推奨できない。

しかし、従来の手術を受けても依然として改善のない患者にとって、インプラントは効果的な選択肢になるかもしれないとWalker博士は述べる。

「私の患者には、この処置で失うものは、金銭以外には少ないと言っている」とWalker博士は述べる。「インプラントが効かなくても、まだ他の治療選択肢がある」。

2005 Annual Meeting of the American Academy of Otolaryngology - Head and Neck Surgery, Los Angeles, Sept. 25-28, 2005. John H. Romanow, MD, FACS, staff otolaryngologist, Lahey Clinic, Burlington, Mass. Regina P. Walker, MD, clinical associate professor, department of otolaryngology, Loyola University Medical Center, Maywood, Ill. Craig Schwimmer, MD, MPH, medical director, Snoring Center of Dallas.

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